平成26106

関係者各位

                    HRCC談話会実行委員長 櫻井 浩

                 平成26年度HRCC3回談話会のご案内

 平素より、HRCCの活動にご協力下さいまして、誠にありがとうございます。
下記のとおり、HRCC談話会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
 是非、討論にご参加頂き、ご一緒に新しい「種」をみつけられましたら
幸いと思っております。ご興味のある方はお気軽にご参加ください。多数の
ご参加をお待ちしております。

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日 時:平成261016日(木) 1630
場 所:医学部付属病院 アメニティモール2 カンファレンス室3
対 象:教職員・大学院生・学部生・一般
主 催:群馬大学HRCC


講演1
(講演者)張 月 (医)遺伝発達行動学 HRCC研究員

(題目)

Expression patterns of nicotinic receptor subtypes in medial vestibular and prepositus

hypoglossi nuclei neurons


(概 要)
The medial vestibular nucleus (MVN) and prepositus hypoglossi nucleus (PHN)

neurons receive cholinergic inputs from the pontomesencephalic reticular

formation.  Such inputs are thought to play important roles in horizontal eye

movements.  To obtain deeper insights into how the cholinergic inputs modulate the

 MVN and PHN circuits, we previously analyzed the cholinergic responses in

cholinergic neurons that projected to the cerebellum, and found that the nicotinic ACh

receptors (nAChRs)-mediated current responses were larger than those muscarinic ACh

receptors (mAChRs)-mediated responses.  In the present study, to clarify whether the

 nAChR-mediate current responses were predominant even in cholinergic, inhibitory,

and glutamatergic neurons in the MVN and PHN, we investigated the cholinergic

responses to the puff application of ACh in the three neuronal types using whole-cell

recordings in brainstem slices obtained from specific transgenic rats.  Furthermore, we

characterized nAChR-mediated current responses under the blockade of

mAChR-mediated currents using the application of atropine and identified the receptor

subtypes that responsible for the nicotinic currents by investigating the effects of

specific antagonists on the currents.


講演2
(講演者)矢澤 友弘 (医)臓器病態外科学 D3

(題 目)肺腺癌におけるL型アミノ酸トランスポーター1
      ASCアミノ酸トランスポーター2共発現の重要性

(概 要)

L型アミノ酸トランスポーター1LAT1)とASCアミノ酸トランスポーター2ASCT2

共発現は基礎分野で癌細胞の増殖に関与することが知られている。

しかしながら、肺腺癌においてLAT1ASCT2共発現が予後に与える影響は

検討されていない。

LAT1ASCT2共発現の意義を調べる目的に、当科で施行した肺腺癌222症例に

対して臨床病理学的検討を行った。



講演3
(講演者)伊藤 謙治 (医)小児科学 D4

(題 目)神経幹細胞分化に伴う転写活性依存的な
    遺伝子座核内配置の変動解析

(概 要)
神経幹細胞からのグリア細胞分化過程は、サイトカインなどの

細胞外因子や、エピジェネティク修飾により厳密に制御されている。

一方近年、エピジェネテック修飾に加えて遺伝子座の核内空間配置の

変化も遺伝子発現の制御や細胞分化に重要であることが指摘されている。

 

本研究は、神経幹細胞がグリアへ分化する過程において、

グリア特異的遺伝子の遺伝子座の核内配置、特に遺伝子座の会合が

どう変化するのか、またその変化が遺伝子の発現制御ならびに

グリア分化にどのような影響をもたらすのかを解析し、

神経幹細胞の分化制御を新規観点から検討することを目的として

研究を行った。

今回はこれまで得れれた結果を紹介したいと思います。




講演4
(講演者)下田 佳央莉 (保)リハビリテーション学 D3

(題 目)Preferred Slow PaceMetronome Slow Paceで課題を行った時の
前頭前野の活動. 機能的近赤外分光法 (fNIRS) を用いて

(概 要)

前頭前野の損傷等により障害を持った人の,適切な作業遂行ペースについては

検討されていない.

我々は,健常者が「自然」で「ちょうど良い」と感じる速さであるpreferred paceと,

それと同じ速度に調整されたmetronome paceで課題を行う時の前頭前野の活動を,

機能的近赤外分光法 (fNIRS) を用いて検討した.

そして,preferred paceにおいて,前頭極に有意に大きな活動を認めた.

この結果はリハビリテーションにおいて,対象者に合わせたペースを選択する際の

一助となると考える.